塾との比較
家庭教師と塾それぞれの形態の違いを見てみましょう。
塾と家庭教師の目的は『わからないを分かるへ変えること』です。しかし、目的は同じであっても、その形態は様々です。ポイントは、「わからないところへどのくらいの時間をかけることができるか」です。ここでは、塾と家庭教師の形態の違いをみてみましょう。
塾の形態
■「集団塾」や「進学塾」の場合集団塾や、進学塾は、いわば学校の延長です。ほとんど授業中の質問は不可能ですし、個別指導の時間はほとんど無いといっていいでしょう。 その代わり、授業後の質問は自由です。しかし、自分から積極的に質問ができない生徒も中にはいます。このような塾の形態は、自分で授業の予習や復習ができ、積極的に質問できる子に向いていると言えるでしょう。そのような子であれば、競争心が芽生え、受験などに対する意欲も高まり、成績も伸びていくでしょう。
■「仕切りで仕切った塾」の場合
『個別指導』と言われる塾に仕切で仕切った塾があります。個別指導と言われていますが、その実態は少人数の生徒に1人の先生が付き、授業事にプリントを与え、質問のある生徒には、指導していくという形式になっています。そのため、料金も比較的お安いようです。受験対策にはあまり向いていないかもしれません。時間は限られていますから、質問できる積極的な生徒に時間を費やすことになり、質問できない生徒にはただプリントを解くだけの塾となります。月謝がいくら安くても、ただプリントを解いて帰るだけでは、お金も時間も無駄になってしまうのではないでしょうか。
指導時間90分の場合、1人当たりの指導時間は約45分という計算になります。ただし、この場合、2人のレベルや性格に格差があることもあります。そのため、積極的に質問する生徒を中心に時間が使われる傾向があります。また逆に、レベルの違いで、できない生徒に時間が費やされる場合もあり、なかなか同じように進めることは難しいようです。
家庭教師の形態
家庭教師の場合、指導時間の全てが1対1で質問できる時間となります。 つまり、塾のように一方的な授業形式ではなく、1つ1つの問題を確認しながら進めていくことができます。また、他の生徒に気をつかうこともありませんし、質問しなくてもどこでどんなふうにひっかかっているのかをいち早く教師が把握することができ、きちんと指導することができます。確実に分からないところを解決していくことができるでしょう。受験対策や定期テスト対策など、指導法も様々です。このように、『人前で質問するのが苦手』とか『こんな事をいまさら聞いてもいいのかな?』 という生徒でも安心して何でも質問できる環境づくりが家庭教師の役割とも言えます。もちろん、受験に強い家庭教師も多く存在します。また、家庭教師会社によっても教え方は様々です。よい家庭教師であれば、本人にあった勉強のやり方や受験対策を見つけていけるでしょう。